![]() サヤ | お別れ言った、すぐその次ページでまた出番。用語解説のコーナー! それじゃ、まず始めに。 このコーナーは、ネタバレを含みます。 必ず本編を読んでから、お読みください。 と。こんなところでいいかな。 |
![]() カヤ | ここでは、本編中に出てきたライズ世界の用語について、私達が楽しく解説していきます。 |
![]() | あたし、このコーナー嫌い………… 頭痛くなるから…………。 |
![]() | じゃあ、私一人でやるから、サヤちゃんは休んでる? |
![]() | …………やる。出番欲しいし。 |
![]() | …………(苦笑) それじゃ、最初は《皇王》様と、「異界神話禄」の解説です。 |
![]() | 任せた。 |
![]() | (苦笑) 皇王ノエル様は、エルサディア教団において最高位に就いていらっしゃる方です。 皇国の最高権力者でもあります。 《異神戦争》終結後、異神に世界を復興する役目を与えられ、様々な異界の知識と能力を得、自らの役目を果たすため不老不死の呪いを自らにかけたと言われています。 容姿端麗、才色兼備、優しさと厳しさを兼ね備え、皇国の民衆、特にエルサディア教団には絶大な人気を誇っています。 |
![]() | 不老不死……って事は、ず〜っと生きてるの?何百年も前から? ちょっとうらやましいかも。 |
![]() | そうだね、世界を守るために、ずっと。 たとえ、どんなに辛くても、途中で投げ出したくなっても、呪いだから逃げる事もかなわずに、ずっと。 何百年でも、何千年でも、ずっと。 |
![]() | う…………。 |
![]() | 私なら、無理だろうな。 サヤちゃんはどう? |
![]() | ゴメン……絶対無理…… |
![]() | (優しく微笑んで)次の解説、行くね。 「異界神話禄」はその名の通り異界に伝わる神話の数々を、ノエル様が編纂したものです。 小数部ですが当時の印刷技術による完全な写本が十数組存在し、誰でも自由に読むことができました。 セリスさんの持っていたのは、ノエル様から頂いたものだそうです。 |
![]() | 異界の神話って…………皇王様はどこでそんな話聞いたのかな? ……って、異神から聞いたのかな? じゃあ、それって異神たちの自慢話でも書いてあんの? |
![]() | その辺りが不思議だけれど…… 異神たちについて書かれた話は一つも無いの。 全部、関係ないような世界の話ばかり。 |
![]() | う〜ん……? |
![]() | 私たちが考えても仕方の無い事だし、次の用語解説に行くね。 次は、「天使」について。 |
![]() | 天使……エンジェルって、創造魔法を使うとか言う、あれだっけ? |
![]() | そう。現神の使いであり、「翼持つ小さき人、出会いし者に運命を導く」と言う神話もあるように、運命の運び手とされています。 無限に輪廻転生を繰り返し、ヴァンパイアとは別の意味での永遠を持つ種族といえます。 これ以上の細かい設定は割愛、だそうです。 |
![]() | ……また考えてないだけかな。 (カンペ:考えてありますって) ハイハイ。(投げやり) えっと次は、「人」…………? |
![]() | シャーリィさんが本編で語ってくださってますが、もう一度おさらいを。 「知能を持ち、言語によって他種族との交流を図り得る種族、そしてその種に所属する個体の総称。あるいは、人間種族の俗称」 |
![]() | …………なんか、説明すると難しいんだね……。 |
![]() | 要するに、人間も、エルフも、ドワーフも、ドラゴンも、ヴァンパイアも、天使も、他のいろんな種族もみんな「人」と呼ばれます。 |
![]() | 当たり前じゃない。 |
![]() | 私たちには当たり前でも、ここを見て下さっている人たちには当たり前ではないみたいだから。 きっちり説明するように、だって。 |
![]() | ふ〜ん、そうなんだ。 え〜っと、次は……今回使用された魔法について……。 |
![]() | ブリザードは本編中で解説されていますので割愛、 まずはフォース・スクエアについてですね。 |
![]() | なんか、合体魔法!って感じがちょっとかっこいいかも。 |
![]() | あれは、「存在しない魔法」です。 |
![]() | へ〜。…………え? |
![]() | セリスさんが語っている通り、《領域》の術式として存在しないのはもちろん、そもそもの魔法の性質から考えても「ありえるはずの無い」発動様式をしています。 |
![]() | …………どゆこと? |
![]() | 本来、この魔法の元となる「フォース・イクスプロージョン」は、文字通り術者を中心としてまさしく爆発を起こしたかのごとく周囲に無差別に衝撃波を撒き散らします。 |
![]() | ふむふむ。 |
![]() | 周囲に無差別に衝撃波を撒き散らすのに、どうして隣にいるもう一人の術者が平気でいられるんだろうね? |
![]() | あ……! |
![]() | でも、実際に起こる現象としては、術者2人は無事で威力は通常のものより遥かに増幅されてるの。 この辺りが魔法のおもしろい所なんだけど……。 でも、常識で考えたらそんな事なんて起こるなんて夢にも思わないのに、仲間ごと吹き飛ばすような魔法を2人同時にお互いすぐ近くにいる状態で唱えようなんて思う人、いる? |
![]() | ……いない、よねぇ……。 |
![]() | たとえ知っていても、試そうとする人は少ないだろうね。 だから、「存在しない魔法」なの。 |
![]() | なるほど……じゃあ、あの二人はどういういきさつで思いついたんだろうね? |
![]() | (カンペ)裏設定でおおざっぱに考えてはあるけれど、書くつもりは無い……だそうです。 |
![]() | またサボリか……。 |
![]() | (苦笑)次は、神聖魔法のディヴァイン・ウェポンと、同じく神聖魔法のブレス・トゥ・ブレスについて。 ディヴァイン・ウェポンは術者の望む形状の強力な武器を作り出す魔法。 スピリチュアライズ・ブレードに比べて、威力が劣るものの、格段に消耗が少ないのが特徴です。 ブレス・トゥ・ブレスは対象となる者の肉体を一時的に増強するものです。 対象となる人物の実力が高いほど、より効果が大きくなります。 |
![]() | ふ〜ん。あの場面で切り札のスピリチュアライズ・ブレード使わないって事は、連戦で、もう精神力使い果たしてるとかいう状況だったからかな。 …………そういえばさ、唱えかけでちょん切れた魔法、あれは? |
![]() | 「地獄の炎獄」と呼ばれる、広範囲を焼き払う古代語魔法の一つです。 そして、終末魔法の「リバティサイド」ですが……黙秘、との事です。 |
![]() | ……また? |
![]() | 「ディヴァイン・アクセプター」と、「イビルサーバント」についても秘密、との事です。 |
![]() | さすがにバラすわけには行かないか。 |
![]() | さて、今回はここまでみたいです。 |
![]() | ふぅ〜、今回は眠らずに済んだ〜。 |
![]() | (苦笑) このコーナーでは、皆さんからの質問を募集しています。お便りは、メールフォームから、または作者さんに直接メールでお願いしますね。 では、また次回、お会いしましょう。 |
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